サイクルを知って良質な睡眠を、睡眠管理アプリ

気持ちのいい朝

睡眠に悩む人におすすめのアプリ

現代人の約7割の人が睡眠に関して何らかの悩みを持っていると言われます。睡眠に関する悩みの中でも最も数が多いのは「入眠障害」で、眠ろうとしてベッドに入ったものの、いつまでも眠りに入ることができないというものです。

若い時期は昼でも夜でもいつでも3秒で眠ることができていたはずの人も、30歳を近くにしてくると寝付くまで時間がかかるようになってきます。最もつらいのが体は疲れているのに眠りに入ることができないという状態で、ようやくうとうととしかけたのが朝方で、すぐ仕事に行かなくてはいけないというようなことも起こります。

睡眠不足は健康に最もよくない影響を与える項目であり、寝不足状態が長く続くことでさまざまな病気を誘発しやすくなってしまいます。寝付きが悪いと睡眠時間そのものが短くなってしまいます。短い睡眠時間の問題点は深い眠りに入ることが出来ないうちに目が覚めてしまうということで、ぐっすり眠ることができないことにより置きたときの集中力不足などが起こってきます。

そこでおすすめなのが寝付きを良くするための睡眠導入アプリです。普段から枕元にスマホを置いているという人も多いことと思いますが、就寝前にスマホでそうしたアプリを起動させておくことで、睡眠に入りやすくなります。

睡眠管理アプリで快適な眠りを

睡眠管理アプリとして有名なものに「Sleep Cycle alarm clock」や「Sleep Meiser」「Sleep as Android」などといったものがあります。「Sleep Cycle alarm clock」は見やすいデザインで初心者にも使いやすいアプリで、使用をすることにより自分の睡眠の質を測定することが可能です。

アプリを起動することで睡眠のリズムを把握し、適切なタイミングに起床アラームを鳴らします。これはスマホのマイク機能を使用しているためで、あとから就寝中の呼吸のリズムを見直すことができるのです。

現在配信されている睡眠管理アプリの多くは「加速度センサー」というスマホ本体の揺れを察知する方法で測定をしていますが、「Sleep Cycle alarm clock」は非常に珍しくマイク機能により睡眠を判定しています。

この測定はかなり詳細で、通常時の睡眠と飲酒後の睡眠で呼吸が大きく異なることなどを、はっきりと見比べることができます。継続して使用をすることで、自分がどういった体調の時にどんな眠り方をしているか、という相関をとることもできるでしょう。

基本無料で使用が可能なのですが、より詳細な機能を使用するためには有料プランに加入しなければいけません。この有料プランが年額1200円とやや高めなのが気になる点でしょうか。

アプリだけに頼らず他の方法も試す

アプリを使っても寝付きが改善されない場合は、他のアプローチを試してみましょう。

例えば入浴をシャワーで済ませるのではなく湯船につかるようにしたり、入浴の30分後に布団に入るようにしたりすることは効果的です。
湯船につかることで体が芯まで温まりますし、30分時間を置くと、体から熱が適度に放射されて、ほてることなく眠りに付けます。起きている間に運動をして、体を疲れさせることも効果的です。
健康にもいい影響がありますので、マラソンや筋トレ、縄跳びなどの習慣を作ってみましょう。