ピアノの名曲がスマホで遊べる音ゲー「ピアノ タイル 2」

ピアノの鍵盤

有名実況者が次々ハマった「ピアノタイル」

「ピアノタイル」は、スマホやタブレット端末でピアノの音色を奏でることができる音ゲーアプリです。前作となる「ピアノタイル」の好評を受け、新たに収録曲を増やしたのが「ピアノタイル2」で、より楽しくピアノ演奏を楽しむことができるようになっています。

リリース以来大人気となっており、有名youtuberたちが実況動画を数多くアップし数十万回の再生数を達成するなど、プレイ動画でも有名なアプリとなりました。

「ピアノタイル2」が他の音ゲーと異なるのが、プレーをすることで曲の演奏に直接影響が出てくるからです。選ぶことができる曲は有名な人気曲が多く、失敗をするとそこで不協和音が流れて演奏が停止してしまうことになります。また曲は一曲が終了したらそこでプレイが終わるというわけではなく、二周目、三周目と延々と曲が続いていきます。周回が増えていくことで次第に曲のスピードが速くなっていくので、自分の反射神経とリズム感が続く限り、ずっと弾き続けることになります。

そのためランキングや曲の達成度は一曲の中の優劣ではなく、いつまで続けることができたかという持久力勝負となります。上手い人になると超高速になっても引き続けるという超人的プレーもできるようになるので、さながら一流ピアニストの超絶技巧をしているようにも見えます。そうしたプレイ中の見栄えの良さも、youtuberたちに多く選ばれた理由と言えます。

対戦にすると友人同士で楽しめる

「ピアノタイル2」からは前作にはなかった長押しコマンドが登場しています。一つずつのタップ面積は広いので判定はかなりゆるめなのですが、この長押しモードが登場したことにより、難易度は前作よりぐっと高くなりました。

収録される曲ですが、レベルが上がっていくことで新しい曲が追加されていくので上達をするためのモチベーションもかなり高くなります。最初の初級のうちは「きらきら星」や「ジングルベル」「パッヘルベルのカノン」「雪山賛歌」「ねこふんじゃった」といった誰でも知っている簡単な曲が登場してきます。

ただ「ピアノタイル」は中国のデベロッパーが開発をしたアプリであることから、日本ではそれほど有名ではない曲も若干入ってきます。レベルが高くなってくると、一周目でもクリアが難しい「ハンガリー舞曲第5番」や「ピアノソナタ第11番イ長調K331」といったものも出てきます。課金をしたりクリア成績を高めることで登場する特別曲もあるようです。

クラシックの名曲を覚えつつ、ピアノを演奏している気分になることができます。他の最新曲を移植した音ゲーとはまた違った楽しみ方ができるでしょう。