定番とも言える文書作成ソフト
企業向けの定番アプリMicrosoft Officeでも、特に多くの人に使用されているのが「MicrosoftWord」です。
MicrosoftWordといえばワープロソフトの定番として広く使われており、特にビジネス文書の作成に便利な機能が多く盛り込まれているというところに特徴があります。
レイアウトや段組み、表作成、その他のMicrosoftアプリケーションとのデータ移行の利便性も高く、大学生が卒論やレポートを作成するときにも多く使用されているアプリケーションソフトです。
Microsoftでは2014年11月から「Office for iPad」というiPad向けのアプリをリリースしており、2015年にはAndroid版を出し、現在では各種タブレット・スマホに対応できるようになっています。
スマホアプリでは無料で使用できる
MicrosoftOfficeのアプリケーションをPCで使用する場合には、ソフトを買い切るかもしくは「Office365Solo」というライセンス契約をすることで、永続的にソフトが使用できるようなプラン契約が必要です。
しかしスマホ向けのものは無料でインストールをすることができるので、確認や簡単な編集をするためにはそれだけでも十分と言えます。
スマホ向けとしてリリースされているアプリケーションでは、書類の閲覧を書式の崩れなしに閲覧することができたり、文書の編集をしたりできます。
ただしAndroid版およびiOS版の場合、マルチウィンドウを利用することができず、その他一部機能が有料です。
Windows8タブレットの場合であればフル機能を使用することができるので、もしタブレットなど外出先でWordを多く使用するということであれば、そちらを利用してみるのがよいでしょう。
もっとも、パソコンと併用している場合はAndroidやiOS版でも書式や段組みが崩れることなく閲覧が可能なので、本格的な編集ではなく、確認や修正用として使用するのであれば十分でしょう。
テンプレートが多いため文書作成がしやすい
MicrosoftWordでは、PC版及びスマホ版で、特にビジネス文書に適したテンプレートを多く用意しています。
ビジネス文書など定形のものは一から作成しようとすると難しいものですが、あらかじめテンプレートを自動で用意してくれているので、特に悩まずに素早く作成できるというところがメリットです。
ただ、Wordで作成した文書の場合、EXCELと違ってオンラインだけで使用するということはあまりなく、プリントアウトが必要になる場面が多くなります。
そのためスマホ版として使用をする場合にはあらかじめBluetoothなどでプリントに接続するか、オンラインでデータを送信できるサービスを用意しておくとよいでしょう。