かさむ名刺をデータで管理できる名刺管理アプリ

手帳でメモを取る人

名刺整理に時間をとっていませんか?

営業関連の仕事をしている人にとって重要な事務作業となるのが名刺整理です。会社訪問をしたときや、展示会や企業イベントに参加をした時などは一日でかなりの数の名刺を受け取ることになります。

名刺は一枚ずつなら小さなものですが、数十枚単位で受け取るようになるとかなり持ち歩きに困るサイズとなります。受け取った名刺を社内でファイルしたり、ホルダーに収納していたりする人もいると思いますが、数が増えてくるとスペースもとり大変不便です。

名刺は置き場所に困るだけでなく、必要な情報をすぐに探すことができないという点でも不便があります。ホルダーやファイルで扱っていると、新たに大量に名刺をもらったときに一から収納をしなおさなければならなくなり、そのたびに延々と事務作業をしなければいけません。

そうした名刺整理の不便を一気に解消することができるのが名刺管理アプリです。名刺管理アプリはビジネス向けツールとして一般的になっていますが、導入の時には実用性の高いものを選ぶようにしたいところです。

実際に使用したユーザーからの評価が非常に高いアプリとして「Sansan(サンサン)」があります。「Sansan」は「名刺を企業の資産に変える」という言葉をキャッチフレーズに、クラウドで名刺管理ができるサービスとして展開しています。

受け取った名刺を即座にデータ化して共有

「Sansan」は無料でダウンロードすることができるアプリ・ツールです。Google PlayおよびAppStoreに対応しており、カメラ機能を使って名刺をスキャンすることにより、オンラインで参照することができるようになります。

名刺管理アプリとしては国内シェア数ナンバーワンであり、5500社以上の企業が導入しています。2012年にはグッドデザイン賞も受賞しており、使いやすいUIが業種を選ばず導入される理由となっています。

システムは名刺をカメラ機能もしくは専用の端末でスキャンすることにより、瞬時に文字認識されそのままクラウド上に保存されます。対応言語は日本語だけでなく英語や中国語、韓国語、ドイツ語、フランス語と6ヶ国語におよんでいるので、海外との取り引きの多い企業でも一元的に使用が可能です。特徴となっているのがデーターをクラウド上に保存しているという点で、読み込まれたデータを別の場所にいるスタッフも同じように参照することができます。

近年の営業手法は属人的なものではなく組織として一体になって行うものへとシフトしてきているので、こうした社内DBの共有ツールは非常に重要な位置づけとなっています。名刺共有以外にメール送信システムもあるので、ビジネスの現場で重宝するでしょう。