手書き計算もアプリでできる時代です
便利なスマートフォンですが、今ひとつ使いにくいのがメモ感覚で手書きで使用ができないという点です。
しかしここ近年ペン式ガジェット製品も多く登場しており、紙に書くのと同じような感覚で記載ができるようになりつつあります。スマホを使用して手書きをしたくなるシーンは色々とありますが、その中の一つに文字として入力しづらいものを書く場合があります。
また、複雑な計算をするという場面で、分数や記号など入力をする時にどういった書き方をすれば良いか分からない、という事もあるでしょう。そこで直感的に計算をすることができるツールとして「MyScript Calculator」があります。「MyScript Calculator」は手書きで四則演算や対数、三角関数といった計算をすることができるアプリです。
使用をするときにはアプリを立ち上げたあと、画面上のマス目の上に数字や記号を手書きしていきます。手書きをした内容は瞬時に文字として読み取りされるので、そのまま計算機として解を出すことができます。
平方根や対数といったものは通常の電卓機能でも計算が可能なのですが、電卓に入力する前に式を変化させないといけない事も多いので、直感的に使用できる「MyScript Calculator」は大変便利です。特徴的なのが非常に読み取り性能が高いということで、多少文字が乱れても大抵のものは正しく読み取ってくれます。
進化する手書きアプリたち
計算機の他にも手書きアプリはここ最近急激に進化を見せています。注目なのが「My Script Nebo」というアプリで、メモとして手書きした内容をテキストとして認識してくれる機能があるのです。アプリはGoogle PlayおよびAppStoreでダウンロードできるようになっており、いずれもかなり高性能のメモ性能を発揮します。
実際に試してみればわかりますが、かなりの殴り書きであっても瞬時に文字として認識可能です。文字だけでなく図形なども認識と成形をしてくれるので、すぐに紙とペンを用意できない環境であっても安心して使用できます。
ただ、完全に紙への記載と同じ感覚で使用できるか、というとそういう訳ではありません。認識できない文字や図形もまだまだ多いので、あらかじめどこまでの機能が備わっているか理解しておかないと使いこなすのは難しいでしょう。
Appleのみですが、有料の「Note Always」という高性能のiPad向けアプリがあります。こちらは完全にフリーのノート感覚で画面に記載していくことができるので、文字認識ではなくそのままの形でメモを残したいという人におすすめです。